トランプ前大統領がカナダのカーニー首相との会談で記者を前に語った「世界を揺るがす、とてもとても大きなニュース」の予告。関税ではない――しかも、非常にポジティブな内容だという。 え、それって何? 世界を変えるような話で、ポジティブで、しかも関税じゃないって……? 実は私、ちょっとワクワクしてるんです、というより、、ワクワクしようとしてるというべきか? 第一次政権時代の最後にトランプ氏がまとめて公開を指示した情報の一つが、米海兵隊パイロットによる未確認航空現象:UAPへの遭遇に関する情報でした。 当時も「ディープステートが隠していた真実をトランプが明るみに出した」という憶測が飛び交いました。本当はもっと踏み込みたかったけど、どうしてもできない事情があった、とも。 そして今回もまた、“世界を揺るがす”“ポジティブな”という言葉が並ぶと、どうしても地球外生命体の存在や、高次存在のような話を連想してしまう。 たとえば。 もし人類以外の知的生命体が公式に確認されたら? 戦争や分断、経済摩擦に翻弄される毎日が、突然ちっぽけに思えてくるかもしれない。 「私たちは“地球人”だった」と気づけるような、壮大な視点の変化が訪れたら? もちろん、妄想かもしれません。 でも、こんな時代だからこそ、私たちは“とんでもなくマーベラスでユニークなこと”を考えて、引き寄せて、生きていったっていいと思うんです。 ニュースは人を疲れさせる。 でも、私は悲観せずに、憤慨もせずに、そこに何か学びや発見がないか、別の角度から見るようにしています。 そうすることで、毎日はもっと軽やかに、楽しくなる。 “とてもとても大きなニュース”をちょっとポジティブな妄想を膨らませながら、待ってみる? どうせなら、宇宙規模のサプライズを――そんな気持ちで、私はこの時代を楽しんでいます。 トランプ氏の発表、あなたはどんな“とんでもないこと”を想像しますか?
量子もつれ 一見難解なこの言葉は、現代物理学だけでなく、スピリチュアルな世界観とも結びついています。アインシュタインが「不気味な遠隔作用」と呼び、科学者たちの間で長年議論の的となったこの現象が、いまや宇宙や私たちの意識についての新しい洞察をもたらそうとしています。 量子もつれの基本:アインシュタインのジレンマ 量子もつれとは、2つ以上の粒子が、距離や時間を超えて瞬時に情報を共有する現象を指します。アインシュタイン自身はこの現象の存在に懐疑的で、「神はサイコロを振らない」と語り、ランダム性や非局所性(目の前にあるものが、実はそこにないかもしれないという可能性)を否定しました。しかし、2022年にノーベル物理学賞を受賞した研究者たちによって、量子もつれが実在することが科学的に証明されました。 この現象は、現代のテクノロジーにも大きな影響を及ぼしています。例えば、量子コンピューターや量子暗号技術など、情報処理の次世代技術に応用されつつあります。 年末のNH Kスペシャルでは、この量子もつれを取り扱いました。この難解な概念を誰にでもわかるような形で映像により表現し、かつ固定観念を打ち破る、素晴らしい特集でした。そしてそのナレーションは、その声に不思議なバイブレーション(量子的な、と言えるかも)を持つと言われている宇多田ヒカルさんなのも素敵でした。 量子もつれとスピリチュアルな引き寄せの法則 量子もつれの理論が示すのは、「宇宙全体が目に見えない力でつながっている」という事実です。スピリチュアルな世界で語られる「引き寄せの法則」との共通点も明らかです。引き寄せの法則とは、自分の思考や感情が、周囲の現実を形作る力を持つという考え方。量子もつれの「距離を超えた瞬時のつながり」は、この引き寄せの法則を物理的に裏付けるものかもしれません。 デヴィッド・ボーム:タブーに挑んだ物理学者 物理学者デヴィッド・ボームは、量子もつれを探求した先駆者の一人です。彼は、量子もつれが宇宙の根本原理であると信じました。しかし、その理論は当時の科学界に受け入れられず、ボームは大学を追放されることに。その後、ボームはダライ・ラマや超能力者ユリ・ゲラーとも交流し、スピリチュアルな視点から量子もつれを再考しました。その様子を、悲しいこと、と見る人もいますが私はそれは必然であり、ボ...