私が10年以上前に、バリのウブドに行った時、日本でお世話になっていたバリニーズエステの方にオススメされて、バリの祈祷師、バリアンのところにいきました。
祈祷していただいていると、不思議なことに体が右回りに回り始めて、とまらなくなったのです。
それをみたバリアンは、
「あなたはいま神の白い光を浴びておろしてる。あなたは神の光をおろして伝える人だ、日本に帰っても、怒りと嫉妬を覚えないように心がければ、どんどんたくさんの光をおろせるだろう」と言われました。
思えば、これがアセンション の始まりでした。
その後、飛行機の中でもずっとグルグルが続き、ひどい船酔いのようになり、吐きまくりまして、こんなんだったら神の光はいらんわ!と怒ったら、ずっと治りました笑。
その頃は嫉妬と憎悪が渦巻く業界の波に揉まれていたので、なかなかその二つから解放されるのは難しかったのですが、嫉妬だけは、せずに済むようになりました。
嫉妬も怒りも、基本的にはエゴが起こすことです。動物的な生存本能から、他者を蹴落とす、他者と自分を分け隔て、自分だけよければいいとおもうからこそ生まれてくる感情。
この感情を司る脳の部位があります:
方向定位連合野。
これは、自分と他者を分け隔てる部位です。
アメリカの名門、ペンシルバニア大学の研究で、仏教徒が深い瞑想に入っているときの脳の状態を調べたところ、この方向定位連合野の活動が抑えられていることが確認されました。
このときの意識状態について、実験をうけた仏教徒は以下のような状態だと証言しています:
「自分と他者の境界線がなくなるような感覚」
「自分は一人で孤立しているのではなく、万物とわかちがたく結ばれている」
「時間を超越し、無限が拓けてくるような感じ」
この感覚は、たとえようもないくらい素晴らしい、至福の感覚なんだそうです。
すべての人の方向定位連合野の活動がおさまったら、戦争がなくなるでしょう、他者を敵と認識できなくなってくるのだから。
アセンション が進むと、だんだんとこの連合野の活動が落ち着いてくるんだとおもいます。
まず嫉妬はない。
怒りも、理不尽なことをされたらその行動には怒るけれど、この人がイヤ!とはならない。
すべての人に対してニュートラルでいられるようになります。
これは体のためにもよいのです。
誰か、何かに対してネガティブな念が強い、いわゆる呪いのような状態は、ストレス物質のコルチゾールを分泌させます。過剰になると、免疫力が弱まり、記憶力や集中力が低下し、不眠になります。コラーゲンも減ってお肌も劣化します。
ポジティブな感情は、脳内快感物質とされ、エンドルフィン、オキシトシン、ドーパミンを分泌させます。これらにはさまざまなよい効果がありますが、 ベータエンドルフィンは、免疫力を高め、健康をもたらし、集中力もますので、仕事もうまくいきます。
常にポジティブな思考を心がけ、他者に対してエゴイスティックな怒りを覚えないように、嫉妬をしないように、自己と向き合い、脳のポジティブな筋トレを続けていくと、よい物質が出やすくなり、健康かつ冴えた身体と頭脳を手に入れることができるわけです。
こちらは、セドナの写真。
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