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サバイバルモードから抜け出すには、まずは「からだ」から

前回までの記事では、「前向きに考えよう」「自分を愛そう」と頭で思っても、体がその状態になっていなければ、実際にはその感情の状態になっていないということについて書いてきた(記事リンクは こちら )。 また、その背景には、慢性的なストレスによって身体がサバイバルモード(収縮状態)に入り、交感神経優位の状態が続いてしまうことがあることも説明した(記事は こちら )。 では、その収縮状態から抜け出すには、具体的に何をすればよいのか。 私は17年間、仕事でも家庭環境でもストレスの原因となるようなことがどちらかと言えば多い環境で、クンダリーニ覚醒による変性意識状態も強弱こそあれずっと続いていた。 瞑想法、呼吸法、ボディワークを探究し、さまざまな方法を試してきた。その中で最もシンプルで、誰でもすぐに始められると感じたのが 「からだからゆるめる」 こと。 それも、ピンポイントにごく小さな身体の部位にフォーカスしてゆるめること。 ここで重要なのは、「リラックスしよう」と頭で考えることではない。 身体そのものに働きかけ、収縮状態から解放状態へ、物理的に、身体的に、「切り替える」きっかけをつくること。 顔の筋肉、首、肩、骨盤はそれぞれ筋膜や深層筋によって立体的につながっており、一つのネットワークとして機能していることは、トレーニングをしている人には常識となりつつある。 その中で、いかに普段の「スマホ」と「PC」を使う姿勢と、そこに流れてくる情報への反応が、その人の筋膜・コアを緊張状態におき、硬直化させるかも、実感として分かっている人も多いだろう。 私が特に大事だと考えるのは、 仙骨から背骨、後頭部を通り、眉間や顔の筋肉まで続く一本のライン である。これはつまり、ヨガでいう重要なチャクラが集まるラインで、クンダリーニのシステムにおいては「シュスムナ管」と呼ばれる。「管」なのでモノを通す回路であり、当然、そこを通るのは、クンダリーニ・エネルギーだ(クンダリーニについては、詳しくは こちらの記事 をご参照ください)。 仙骨にあるのがベースチャクラ、眉間の間にあるのはいわゆる「第三の目」とされるアジュナー・チャクラで、第六感や直観力をつかさどるとされる。 眉間にしわを寄せるという動作は、単に表情が変わるだけではない。ディープ・フロント・ライン(DFL)と呼ばれる、身体の中心を深く通る筋膜の一部で...

ストレス下で身体に起こること──扁桃体ハイジャックが生む「収縮状態」

前の投稿で、現代社会の仕組みが、本来必要ではない「危機モード」のスイッチを入れてしまうことを説明した。ストレスは、心だけでなく、ホルモンと神経系の働きで、身体全体に大きな変化、つまりダメージをもたらす。 私は、心身がストレス下にあることを「収縮状態」と呼んでいる。逆に、ストレスホルモンが過剰に分泌されていない状態を「解放状態」と呼んでいる。 収縮状態になると、姿勢は崩れ、呼吸は浅くなり、視野は狭くなる。肌や髪にも変化が現れ、思考までも悲観的になりやすい。 一見すると無関係に見えるこれらの現象は、実は一つの状態として理解できる。それは、闘争・逃走反応が常にONになっている状態。扁桃体がハイジャックされると、その状態が常態化し、もはや自分で不調や異常に気づけなくなってしまう。 まずは、自分が今どちらの状態にいるのか確認してみてほしい。 もし10項目以上当てはまるなら、身体は慢性的な収縮状態に入っている可能性がある。 ここに挙げた項目を見ると、一見すると、姿勢、肌、睡眠、思考、人間関係など、まったく別々の問題が一緒に並べられている。しかし、これらはすべて相互に深く関わっている。一つが悪くなると、負の連鎖ですべてが悪化する。 私は17年前の覚醒体験以降、ヨガやピラティスなどのボディワーク、瞑想、呼吸法、神経科学、哲学、物理学をはじめとする多様な学術研究などに触れながら、自身の心身を観察し、どうすれば心と体が繋がり、調和のとれた解放状態にいられるのかを模索し続けて来た。 結論として、一つの現象に個別に取り組むとモグラたたきになってしまうので、「収縮」という共通した状態から全体を理解し、取り組んだ方が解決に向かいやすい。 では、収縮状態にある体は、どうすれば「解放状態」へ戻るのだろうか。 一般的には「病は気から」というし、マインドフルネスでは「マインド」が主役なので、まずは「考え方を変えなさい」といいがちだ。しかし、前回、前々回の記事で書いている通り、頭でどれだけ考え方を変えようとしても、体がストレス状態であれば、その人は依然として「ストレス状態」にある。発するエネルギーや波動、周波数もまた、ストレスを反映する。 カウンセリングやマインドフルネスは心や考え方に偏りがちな一方、運動、筋トレ、ヨガ、ピラティスなどのボディワークは、身体以上のことをホーリスティックに扱わない。 しかし...

なぜ現代人は不安から抜け出せないのか──「注意・関心」が商品化されるアテンションエコノミーが扁桃体を刺激し続ける(後編)

前回書いたように、扁桃体は危険を察知すると交感神経を活性化し、 身体をサバイバルモードへと切り替える 、生存本能を司る器官だ。 本来の目的どおりであれば、たとえばライオンなどの捕食者に襲われそうな状況は、闘争・逃走などを経て数十分で終わるはずである。このため、コルチゾールは分泌開始から20分ほどでピークを迎えると言われている。 偏桃体の稼働は、火事場の馬鹿力を発揮するような緊急事態のためにあるのであって、恒常的に活性化が続くことは本来的には想定されていない。 ところが現代では、この反応が1日に何十回、何百回と繰り返され、ほぼ継続してストレスホルモンが分泌され続けるような環境が、社会システムとして構築されてしまっている。その中で、交感神経が休まらない状態が慢性化している人も少なくない。 この状態を「扁桃体ハイジャック」という。体全体が、扁桃体の働きにハイジャックされてしまうと、交感神経が活発になり、身体の興奮状態が続いてしまう。そのため、小さなきっかけでも、すぐに身体が反応しやすくなる。 一見大したたことのないプレッシャーでも、体が戦闘態勢に入って大量の汗が出たり、心拍数が急激に上がったりする。パニック症状として現れることもある。危機状態がデフォルトモードになってしまっているのだ。 その結果、一番問題なのは、心身のレジリエンスが低下することである。 ストレス状態が慢性化した人は、精神面ではプレッシャーに対してネガティブな反応が出やすくなり、怒りや悲しみの閾値が低くなってしまう。 常にストレス状態にあるため、うつなどにもつながりやすくなる。感情的になったり、怒りっぽくなったりして、人間関係にも影響が出る。 体の中では、血圧の急激な変動によって血管にもダメージが蓄積していく。それが近年、より一層深刻化している。 その背景には、 アテンションエコノミー の仕組みがある。 現代では、人の 「注意(Attention)」 そのものが、非常に価値の高い商品となっている。多くの企業が、最新のテクノロジーやアルゴリズムを駆使し、私たちの注意を奪い合っている。 SNSを開けば、流れてくる広告やおすすめ投稿。 ある広告で視線が止まれば広告収入が発生する。 より長く視聴すれば、広告主はより多くの広告費をプラットフォームへ支払う。 つまり、あなたの注意、関心、興味は、お金を生み出す「商品」と...

引き寄せの法則はなぜ効かないのか──答えは「身体」にあった

  17年前、突然クンダリーニ上昇があり、いわゆるスピリチュアル界隈でいう「アセンション」が始まった。確かにそれ以降、不思議なるタイミングで助けられたり、偶然とは思えない出来事が続いたりと、「運がいい」と感じることは多かった。 一方で、病気やケガも続き、プライベートも決して思い描いたようには進まなかった。アファメーションを書き、ジャーナルを書き、「私は豊かだ」「私は幸せだ」と現在形で何度も書き続けた。引き寄せの法則では、「なりたい」ではなく、「すでになっている」と現在形で表現することが大切だと言われる。 理由は、「そうなった気持ち」になることで、その状態が現実を引き寄せるから、と言われている。この考え方自体は、とても本質を突いている。 でも、長年実践してきて気が付いたのは、肝心のなところを見落としていたということ。結果として効果が無かったどころか、むしろ逆の方向へ自分を導いていたところがある。 「私は豊かだ」と何度唱えたとしても、その瞬間「からだ」はどういう状態だろうか? 将来への不安で胃が縮こまり、呼吸は浅く、肩はすくみ、首は前に出て、眉間にはしわが寄っている。 体内ではストレス反応が続き、自律神経が緊張状態に入り、心拍数は早くなり、筋肉は無意識に硬くなっている。つまり、ストレスホルモンの「コルチゾール」によって不安な状態、闘争・逃走本能に支配された状態にある。なぜなら、人間は放っておけば、「食べておかなければ」「今ため込まなければ」「危険に備えなければ」と、いう哺乳類としての生存本能に従って、不安に突き動かされる動物だからである。 もし身体全体が「危険だ」「足りない」「生き延びなければ」と反応しているなら、頭でどれだけ「私は豊かだ」と唱えても、身体はまったく違うメッセージ=エネルギー=周波数を発していることになる。 頭は「豊かだ」と言っている。 でも身体は「怖い」と発信している。 もし宇宙との相互作用が、その人全体の「状態」によって起こるとすれば、反映されるのは頭で考えた言葉よりも、身体全体が発している状態なのではないだろうか。なぜか?人体には合計37兆個もの細胞があり、その全てが電流を発している。一瞬で電気信号を全身に巡らせることができる心臓の電磁波は、人体の外部1~3メートルまで計測可能な程強く、最大で脳波の5千倍にも及ぶほどの強さがある。人間の体全...

おひとり様の持つ力、意識的な孤独の訓練を積むと能力が開花

「意識的な孤独」の力   寂しい、とストレスに感じていますか?本当は、寂しさって実はプラスに変えられることだと聞いたら、驚きますか? Dr. Joe Dispenza(ジョー・ディスペンザ)というモチベーションコーチとして世界的に知られる人物がいます。神経科学や瞑想を通じて、人間の無限の可能性を引き出す方法を提唱しています。科学とスピリチュアルな知識を融合させたアプローチで、特に私がためになっている考え方が「意識的な孤独(Conscious Solitude)」です。   --- 意識的な孤独とは?   意識的な孤独とは、他者に依存せず、自分自身と向き合いながら静かに過ごす時間を大切にすることです。この状態は単なる「孤独」とは異なり、自らの意志で心と体を整え、エネルギーを高める積極的なプロセスです。Dr. Joeによれば、人は一人でいることを恐れず、その状態を受け入れたとき、本来持っている能力や創造性を最大限に発揮できるとしています。   しかし、意識的な孤独を受け入れる、という考え方には、、なかなか到達しづらい背景があります。  ---  1. 社会的な固定観念と孤独への恐れ 私たちは幼い頃から、「人と繋がり、集団で生きることが正しい」という社会的な固定観念を植え付けられてきました。誰かと一緒にいることが「幸せ」や「安心」を意味し、一人でいることが「孤独」や「孤立」を象徴するかのように感じさせられる風潮があります。このような価値観は、現代社会においてますます強調されるようになりました。   特にソーシャルメディアの普及は、私たちが常に誰かと繋がっていなければならないという強迫観念を助長しています。誰かとメッセージをやりとりしたり、他者の投稿をチェックし続けたりするうちに、「繋がっていない自分は不完全である」という感覚が生まれがちです。そうして常にスマホを見続けてしまう。この社会的な圧力は、実際には私たちの心を不安定にし、ストレスや焦燥感を生む原因となっています。   --- 2. 意識の転換がもたらす自由 この悪循環を断ち切るには、孤独に対する意識を変える必要があります。一人でいることを「寂しい」や「悲しい」と捉えるのではなく、むしろ「自分自身と深く繋がるためのポジティブな時間」として受...

覚醒した脳、は化学的にどういう状況か、クヨクヨと落ち込みを吹き飛ばすコロンビア大学心理学教授ミラー博士の研究、再びギャル風タメ口文体で(2)

 放っておくと、堅苦しく難しい言葉を使いがちな癖の反省から、ギャル風タメ口文体で書いてみました; 「目覚める脳」で何が起きてる?科学的に解説するよ ミラー博士が言う「目覚める脳」って、ただの精神論じゃなくて、ちゃんと科学的な裏付けがあるんだよね。スピリチュアルなつながりを感じたとき、脳内でどんな化学変化が起きてるのか、ざっくり説明していくよ! 脳のどこが活性化するの? 前頭前皮質(Prefrontal Cortex) スピリチュアルな体験や「つながり」を感じると、脳の前頭前皮質が活性化されるんだよね。この部分は 自己意識 や 意思決定 をつかさどる場所。ここが元気になると、迷いが減ったり、「自分って意外と大丈夫じゃん!」って前向きな気持ちになれるんだ。 後帯状皮質(Posterior Cingulate Cortex) 後帯状皮質は「自分と他人をつなげる感覚」に関係してる部分で、スピリチュアルな感覚や 謙虚さ を感じると活性化する。これが活性化すると、「一人じゃない」って感覚が深まるんだって。 脳内でどんなホルモンが出る? セロトニン つながりを感じたときに増えるのがセロトニン。 「幸せホルモン」 とも言われてて、これが増えると不安やストレスが軽減されるんだよね。気持ちが穏やかになるし、 「まあなんとかなるか!」 って感じになれる。 オキシトシン スピリチュアルなつながりや感謝の気持ちを感じると、オキシトシンが分泌される。これが「 安心感」や「つながり 」を生むホルモンで、人との信頼感や親密さを深めるんだ。だから、自然と心が落ち着いて、 「他の人と一緒に頑張ろう」 って気持ちになる。 ドーパミン スピリチュアルな気づきを得たり、新しい視点に触れたときに出るのがドーパミン。これが出ると、 モチベーションが上がって「もっとやってみよう! 」って前向きになれる。 どう活性化させる? この「目覚める脳」を動かす方法は、日々の小さなことからできるよ: 自然の中で深呼吸する 感謝の気持ちを意識する 他の人と心からつながる時間を作る これだけでも、脳内でこういう化学反応が起きて、気持ちが楽になったり元気が湧いてくるんだよね。 最後に スピリチュアルって聞くと難しく感じるけど、脳内ではちゃんと...

覚醒した脳、スピリチュアルを科学的に検証するミラー博士の研究をタメ口文体で(1)

 私が数年前に読んで影響を受けた本で、リサ・ミラー博士のThe Awakened Brainという本があります。ミラーさんはコロンビア大学の心理学の教授なので、怪しい人ではありません。彼女のこの本あたりから、霊的なものが、メインストリーム社会や、科学において、これまで隅っこに追いやられていたことの反省が広がり始めたように感じています。マーク・マンソンという自己啓発のコーチは、Fワードのなどのスラングを使って、ギリシャ哲学などを活用し、小さなことでクヨクヨしないself helpの生き方を伝えることで爆発的な人気を得ましたが、今回はちょっとそれを真似して?「タメ口」スタイルでミラー博士の研究に依拠してどうしたらハッピーになれるかについて掘り下げてみたいと思います。 脳を目覚めさせて、不安やモヤモヤを吹っ飛ばそう! 最近なんか元気なくない?「仕事ばっかで疲れた」「なんかモヤモヤする」「何のために頑張ってるのかわからん」って思ってない?実は、そういうときにこそ、 「スピリチュアルな視点」 がめっちゃ効くんだよね。いや、怪しい宗教とかじゃないよ!科学的に証明されてる話で。 これ、コロンビア大学の心理学の教授のリサ・ミラー博士の『 The Awakened Brain 』っていうニューヨークタイムズのベストセラーにもなった本に書いてあることなんだけど、人間の脳って「スピリチュアルなつながり」を感じたとき、めちゃくちゃ元気を取り戻すらしいんだよね。でもって、うつっぽい気持ちや、不安感、やる気のなさから抜け出す手助けをしてくれるんだって。 スピリチュアルな視点ってなんなん? スピリチュアルって聞くと、「宗教?」とか「なんか怪しい」と思うかもしれないけど、全然そんな堅苦しいものじゃないの。ここで言うスピリチュアルは、「自分の人生にはもっと大きな意味がある」とか、「何か大きな力に支えられてる」って思える感覚のこと。 たとえば、辛いときに友達や家族が「大丈夫だよ」って言ってくれると安心するよね。それのもっと大きなバージョンみたいなもの。自分が 「一人じゃない」 って思えるだけで、不思議と心が軽くなったり、頑張る力が湧いてくるんだよね。 脳が「つながり」を求めてる ミラー博士によると、脳には 「目覚める脳」(覚醒、ともいうよね) の仕組みがあって、それがスピリチ...

サイケデリック: 心と魂の探究 企業社会でバーンアウトして、働くことの意義を見失ったら

  近代社会で忘れられた「心と魂の探求」~現代企業戦士に必要なサイケデリック体験の視点~ 忙しい毎日を送る現代の企業戦士の中には、言葉にしづらい「何か足りない感覚」を抱えている人が少なくありません。仕事に追われ、目標を達成し続けても、心の奥底で満たされないような感覚。それは一体何なのでしょうか? プロジェクトが成功した後、リスク処理の後、夢見ていたポジションへのプロモーション、そんな時にふと感じる「何のために?」というぽっかり感。そこをみてしまうと、自分がそこ知れぬ闇に落ちていってしまいそうで、目を背けてはいませんか?でもその闇の先に、光があるとしたら? スピリチュアルリーダーでありコーチでもあるナターシャ・ペルグロム氏は、その「足りない感覚」の背景に、現代人が忘れ去ってしまった 「心と魂の探求」 があると指摘します。そして、サイケデリック体験がその探求を深めるための一助となる可能性について、科学的・精神的観点から語っています。 サイケデリック体験の重要性とは? サイケデリック体験とは、意識を拡大し、内なる自己と深く向き合うプロセスを指します。古代の人類は、何千年もの間、こうした体験を宗教的儀式や共同体の一部として取り入れてきました。それは、 個人が成熟し、バランスの取れた人間になるための重要な通過儀礼 として機能していたのです。 近年、神経科学の進歩により、サイケデリックが脳のネットワークを再構成し、感情やストレスの処理能力を高める効果があることが実証されつつあります。この体験は、以下のような効果をもたらすと考えられています: 心の奥深くにあるブロックの解放 感情的成熟とつながりの感覚の強化 宇宙的な視点の獲得 (自分が世界とどう結びついているかを理解する そしてそもそも、身体にドーパミンなどの快楽物質が放出される生化学機能が存在していること自体、アヤワスカなどのハーブなどによってもたらされる儀礼的サイケデリック体験が、人間にとって生来的に必要なものであることを証明していると言えます。 企業戦士とサイケデリック体験:失われたつながり 現代の企業社会は効率と競争を最優先とし、心と体、そして他者とのつながりを軽視しがちです。この結果、企業で働く多くの人が次のような状態に陥っています: 自分の人生に対する目的感や充実感の欠如 常にストレスとプレッシャーにさらされ...

リーダーシップを発揮するためには自己認識が必要、タントラから学ぶそのやり方

  気づきの力 ~タントリック・シャイヴィズムの教えから学ぶ自己成長の道~ 前の記事で書いた、現代の企業リーダーやマネージャーが求められる「本物のリーダーシップ」は、自己認識と他者との深いつながりによって成り立ちます。そして、その根底には、自分自身への深い「気づき」が必要です。この気づきの力は、タントリック・シャイヴィズムの教えにおいても、非常に重要なテーマとして扱われています。 本記事では、タントリック・シャイヴィズムの視点を通じて、自己の感情、身体、そしてネガティブな側面に気づくことで、いかに自己成長を促し、より良いリーダーシップを発揮できるかを考察します。 1. 気づきとは、自己を観察すること タントリック・シャイヴィズムでは、「気づき」は単なる注意力ではなく、 自己の本質を深く見つめる行為 とされています。 感情、身体、思考の動きを冷静に観察することで、自己のパターンやクセを理解することができます。 特に、ネガティブな感情や思考に気づき、それを無視せず受け入れることが成長の鍵です。 実践例 : ミーティングでイライラを感じたら、その感情を抑え込まず「今、自分は何に対して不満を感じているのか?」と問いかける。 答えが見つかることで、建設的な対話のきっかけが生まれることがあります。 2. 身体の声に耳を傾ける タントリック・シャイヴィズムでは、身体は単なる肉体ではなく、意識の表現そのものと見なされます。 ストレスやネガティブな感情は、身体に緊張や痛みとして現れます。その「声」に気づき、向き合うことが、感情を解放し、心身を軽やかにする第一歩です。 現代のリーダーが忙しい中で見落としがちな身体のサインに気づくことで、エネルギーを整え、持続可能な働き方を実現できます。 実践例 : 朝や昼休み、短い時間でいいので目を閉じ、深呼吸をしながら「自分の肩は緊張しているか?」「胸やお腹にどんな感覚があるか?」と内側に意識を向けてみましょう。肩を上げてからストンと落としてみたり、感情と深く関わりのある腸のあたりをストレッチしてみたり、胸骨と肋骨を大きく広げてみたりすることで、ストレスホルモンを低減し、リーダーシップに有効なオキシトシンなどの繋がりホルモンを増やすことができます。 3. ネガティブな面も成長の糧にする ...

部下との信頼関係を築くリーダーになるには 自分を掘り下げた分だけ人と繋がれる理由

  ~パトリック・コナーの教えから学ぶ、企業リーダーのためのヒント~ 日本では全く知られていないのですが、世界的企業のCEOの多くが密かに信頼を寄せるスピリチュアルリーダー、コーチのパトリック・コナー氏をご紹介しつつ、彼の教えを簡単にまとめます。最近は、スピリチュアルとCorporate、企業の世界がどんどんと近づいていて、特に世界的な企業のリーダーの間で、国家を超える存在感を持つに至り、何万人もの従業員を抱える大きな組織を率いるのに、心、体、頭脳を超えて、精神・エネルギーの力が重要だという認識が広がっています。パトリックは、多くのリーダーに「 本物のリーダーシップとは何か」 を問いかけています。彼の教えは、特に現代の企業リーダーが直面する課題―― 自分自身の本質を見失わずに人と深くつながる力を養うこと ――に役立ちます。 企業のトップでなくても、多くの人と関係を構築してプロジェクトを推進したり、人を巻き込んで物事を進めるということをやっている人全てに適応できるでしょう。 1. 自分の内側を見つめる リーダーシップはまず、自分自身とのつながりから始まります。 コナー氏は、「 本当のリーダーは、自己認識の深さに比例して周囲とつながることができる 」と述べています。つまり、自己認識が深ければ深いほど、自分自身を理解し把握し、洞察している人ほど、その分だけ他者と繋がれる、ということ。 この際、自分の感情や価値観に耳を傾け、それが他者との関係性にどう影響を与えているかを観察することが重要です。 つまり、自分を知らな人は、うまくリードすることはできないのです。自分が見えてない人って、気づかないうちにセクハラやパワハラ、自慢が過ぎてしまって周囲がしらけてしまったり、しますよね。 実践のヒント : 定期的に内省の時間を持ち、自分のアイデンティティを考える。 自分のアイデンティティがどのように仕事の場で活かされるのかのストーリーを考える。 自分がリーダーとして「何を恐れ、何を目指しているのか」を問い直す。 2. 弱さを受け入れる 多くのリーダーが「弱さを見せるのはダメ」と考えがちです。しかし、コナー氏は 「弱さを見せることが、他者との信頼関係を深める鍵になる」 と教えます。 自分がすべてを知っている必要はなく、完璧である必要もないのです。...

クヨクヨしない、気にしないことがより良いリーダーになり仕事でうまくいくために大事な理由

  『嫌われる勇気』:仕事でストレスに悩むあなたへ、心の余裕を持つためのヒント 先日、会社のトレーニングでコーチに勧められた著書があります、マーク・マンソンの著書『The Subtle Art of Not Giving a F*ck』は、日々の小さなストレスや仕事のフラストレーションに悩む人に向けて、シンプルで実用的なアドバイスを提供してくれます。特に、忙しい企業人のあなたにとって、彼の教えは新たな視点を与えてくれるはずです。私にとっては、とても良い本だったので、ここでは、マンソンの教えを簡単にまとめ、仕事の中でストレスを減らすためのヒントを紹介します。 1. 本当に大切なことだけを気にする マンソンの一番のポイントはシンプルです。 すべてのことに気を使う必要はない ということに尽きます。仕事での問題やフラストレーションは尽きることなく現れますが、そのすべてに反応していては精神的に疲れ果ててしまいます。 重要なのは、 本当に大切なことだけに集中すること 。例えば、プロジェクトが順調に進んでいるか、自分の成長が感じられているか、仕事の中で自分の価値観が反映されているか。これらにエネルギーを注ぎましょう。 2. 完璧を求めない 多くのストレスは、完璧を目指しすぎることから来ています。マンソンは、 完璧は幻想であり、無駄な努力である と述べています。誰もが完璧ではないのですし、完璧を目指し続けることは不必要なストレスを生むだけです。 大切なのは、 間違いを恐れずに挑戦し続けること 。間違いは学びの一部です。完璧を求めるのではなく、自分のベストを尽くすことに焦点を当てましょう。 3. 境界線を引く 仕事でストレスを感じる大きな原因の一つは、過剰にコミットしてしまうことです。無理に全てのタスクや会議、依頼に「はい」と答えてしまうことは、すぐに燃え尽き症候群に繋がります。マンソンは 「ノーと言うことの重要性」 を強調しています。 自分の時間やエネルギーを守るために、 しっかりと境界線を引く ことが大切です。「ノー」と言うことは悪いことではなく、あなたが最も大事だと感じることに集中するための手段です。 4. 外部からの承認を求めない 多くの企業人は、他人からの評価や認知を求めて仕事をしていますが、マンソンは 外部の承認を追い求めることは罠である ...