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幽霊やお化け、生き霊をスピリチュアル、エネルギーの視点から見ると?

 除霊って何でしょう。生き霊って何でしょう。幽霊って何でしょう。

私がスピリチュアルであること、それに伴って特殊能力があることなどの話になると、大概の人の反応は:

「見えたりするんですか」

と興味津々です。

目覚めて最初の頃は、この世界のエネルギーの仕組みや、自分自身の考え・理解も浅くて、確信が持てないこともあったし、答えに困ってて、まぁ見たこととか、感じることもあったりするので、「うーん。まぁみえなくはないですねぇぇ」みたいな歯切れの悪い答えをしていたのですが、最近はちゃんとストレートに、そもそも論できちんとお答えするようにしています。これは、自己の成長のために、またアセンションと覚醒の道をスムーズにするためにとても大事な部分なので。


「幽霊とか霊感という見方をしていなくて、おそらく同じものを指しているんだとは思いますが、私はすべてはエネルギー(量子)だと感じていて、もちろん<悪いエネルギー>を感じることはできますが、結局実体を持たない誰か他の人のエネルギーよりも、実体をもった、かつ自分自身のエネルギーの方が比較にならないほど強力です。なので、他の人のエネルギー=生き霊や幽霊が、あなたに取り憑いて悪さをするというよりも、あなたがその悪いエネルギーにチューニング・周波数を合わせてしまうことで、その悪いエネルギーを引き寄せ、自分の体に溜め込んでいくことはあります。でも、その場合、何度「除霊」したところで、自分の周波数がそのエネルギーと合ってしまっているので、結局すぐまたその悪いエネルギー(=霊)が取り憑いてしまうというか、引き寄せて溜めてしまうので、自分がその周波数に合わせないようにする、合わないような普段の状態に持っていかない限り、解決はしなです」


といった感じの答えです。


日本人が想像する「ヒュードロドロ」といって登場するお化け・幽霊・妖怪といった類のものは、おそらく、「エネルギー」という、詰まるところ量子のレベルで起きている見えない(まぁ時には見えますw)現象を、わかりやすくするため、納得するために作り出された認識のフレームワークなんだと思います。だから、世界中で「幽霊」という概念は存在しますね。


では実際はどういうものなのかというと、霊能者、と言われるかたのお話を聞いていると、たいてい「憑いている」ものは「生き霊」つまり、生きている人の飛ばしている怨念なんだそうです。源氏物語の葵の上が有名ですが、要するに源氏物語の時代から生き霊っていうのは普通にあるものとされていたわけです。でも、じゃあその生きている生き霊を飛ばしている本人がそれに対して自覚的かというと、そんなことはありません。


たとえば、AさんとBさんが職場で対立していたとします。Aさんはいつも自分の思い通りに動かないBさんがいやでしょうがなく、暇さえあれば、Bさんの悪口をいったり、Bさんがどれだけ嫌なのかをずっと考えています。この状態でいると、Aさんの思考と感情が、どんどんとBさんに対して「ネガティブ」な電気信号をひたすら生産し、放出します。また、Aさんの体の中にも、Bさんネガティブな感情が蓄積されていきます。


一方Bさんは、職場でAさんに自分の悪口を言いふらされていることは事実だし、常にいじめられていると考え、もはやパワハラだと、人事に訴えようかと思っています。そんな時、霊能者に相談に行き、「憎しみの生き霊が取り憑いている」、「30代くらいで、女性です」ということで、Aさんにぴったりの特徴を言われます。そこでBさんは「どうしよう、、!」となる。じゃあBさんは除霊して貰えばいいのでしょうか?除霊してもらったところで、この状況は解決するのでしょうか?


答えはNoですね。


これって、生きていると、よくある状況だと思います。ここで起きていることを私はどう見るのかというと、まず、Aさんが、「Bさんネガティブ」の感情を増幅させることによって、Bさんネガティブな情報をインプリントされた電気信号が放出され、Aさんは「歩くBさんネガティブ・エネルギーの発信機」みたいな状態になります。強い感情や思考、想念を抱くことで、誰でもこういう状態になります。


一方のBさんはBさんで、実は全く同じ状況を作り出しているんです。「Aさん嫌だな、意地悪されているな、悪口も言いふらされている、パワハラ委員会に訴えようか、、、」といったことを四六時中考えているんです。そうすると、BさんはBさんで、「Aさんネガティブ」なエネルギーの発信機となります。


こういう状況が発生すると、この二人のネガティブエネルギーは対ををなし、お互いに共鳴し、引き寄せ合います。Aさんは、Bさん憎しと思うことによって、Bさんの「Aさん憎し」というエネルギーを引き寄せ、その逆もまた然り。こうして、お互いがどんどん生産しているお互いを憎しむエネルギーが増えていくことによって、そのエネルギーはお互いのアンテナに引き寄せられ、悪いエネルギーの交換と増幅がつづきます。


エネルギー的にBさんにAさんの生き霊が取り憑いているというのは、上記の現象の結果として、Bさんの中に、Bさんのなかで以下のエネルギーがごった混ぜになって、溜まっている状態を指します;

ーBさん自身が生み出したAさんに対するネガティブなエネルギー

ーBさんがAさんのことをいつも考えることによって引き寄せたAさんのエネルギー


これがまとまって「生き霊」と、霊媒師の世界では捉えられるものになるのだと思います。しかし、私の視点では、「生き霊」というふうにまるで人格があるものであるかのように捉えるのが間違いの元なのです。そもそもこの生き霊が生まれてしまった原因は、Bさんからすれば、Bさん自身にあるのです。BさんがAさんに対して同調してしまって、自分でAさんに対して悪感情を募らせたことで、そのエネルギーの総体が、Bさんの体の中で悪さをしたり、抑鬱状態を持たらすことだってあるでしょう。はっきりいうと、生き霊なんていないし、幽霊なんていない。お化けもいない。全ては、「エネルギー・波長・量子」でしかない。その中で、低次元の、質の悪いエネルギー、ネガティブな影響をもたらすエネルギーがあって、それが濃縮された状態、というのが、日本社会で言われるところの「取り憑かれた」状態なのです。


お化け、幽霊の真理は、本当は上記なんですが、それを言ってしまうと、解決のハードルが上がりますよね。何万円か払って除霊して気持ちが楽になった方が手っ取り早い感じしますしね。本当は、その幽霊はあなた自身が作り出したもの、要するにエーテル体であり、あなたの生き霊とも言え、それを解決するためには憎しみやネガティヴな感情と向き合わないといけないって言われたって、そんなこと無理!とたいていの人は思うでしょう。


でも、その状況が自分にとってtoxic、毒性のある状況だからこそ、悪い波長になってしまっているいるのだから、相手が変わるか、環境を変えるか、自分を変えるかのどれかしか、解決策はありません。大抵の場合、他者を変えることは難しい。状況を変えるのも厳しいことがあったりする。職場などの状況をかえてみたところで、もしかしたら自分が変わっていなければまた同じ境遇になり、また同じ周波数を発してしまうかもしれません。だから、実は遠い様で一番手っ取り早いのは自分を変えることなのです。


そう、唯一の解決策は、お互いか、あるいはどちらかが、「アンテナをおろすこと」でしかありません。

Bさんは「除霊する」という選択以外にも、「自分のアンテナをおろす」、つまり、Aさんに対する悪感情を持つのを「ヤメル」、そしてAさんネガティブの感情を引き寄せない状態にする、Aさんとの感情のもつれを「リセットする」ということです。ではどうやってリセットすればいいのか、に関しては、エネルギー吸血鬼の投稿で書きましたので、そちらをご参照ください。ただ、こういう人間関係の緊張や対立で、自分の中で生まれるエネルギーが一番厄介なので、引き続き、その対処方法や私の経験について、書いていきたいと思います。


いずれにせよ、「生き霊」や「霊」などが「取り憑いている」という考え方は、私から言わせていただければ、間違っています。間違っているというより、もう時代と世界と地球の波長は、そういう低いエネルギーを人格化したら右往左往するレベルのずっと上に行っていると思うので、もはやその、現実は存在しないというべきでしょう。それは、本当は自分の中にある課題と向き合うことで自分自身のエネルギーわ良い方向に持っていかないと解決しない問題を、他力本願で解決しようとするものなのです。

なので、「取り憑いている」と言われたり、感じたりして怖いと思っているならば、まずはそれらは実はどっかから引っ張ってきたものであっても、すでに自分自身のエネルギーなのであり、その怖いドロドロしたエネルギーは自分自身なのだと腹を括るというか、認めることが大事です。とりあえずそれで異物が取り憑いていると感じる怖さは解決します。


次に、そのエネルギーをどうやって解放して、クレンジングしていくのかについては、改めてエネルギークレンジングについて記事を書きたいと思います。お顔のクレンジングや、シャワーやお風呂のように、実はエネルギーも毎日クレンジングしていかないといけない、自分のメンテナンスとして習慣づけるといいものなんです。エネルギーも自分の一部ですから。そのやり方を今度ご紹介しますね!

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