いま、どんな気持ちでお過ごしですか?
なにか、深いところで自分の中で変化が起きている、と感じている方、多いのではないでしょうか。
星の流れで言うと、先週月曜日11日から金曜にかけて、土星、金星、木星が相次いで逆行に入りました。これは、それらの星が持つテーマを改めて掘り下げて問い直してみることを促されるエネルギー届く、ということです。
簡単に言うと、それぞれこんな感じ:
土星:本来の自分のテーマを掘り下げる。
木星:本当の意味での豊かさは何か?自分が考える豊かさとは?受容すること。
金星:ヴィーナスが象徴する愛と美意識、喜び。誰を愛するのか?なにがあなたを喜ばせるのか?
仕事でも、プライベートでも、まさにコロナで誰もが、集団から離れて自分と向き合う時間を与えられている中で、この時期に、この三天体の逆行が重なることに、深い意味と導きを感じます。
私はと言えば、ちょうど金星の逆行が始まって1日が経ち、愛について深い学びと気づきがありました。
コロナ危機に到る前までの時期に、ちょうどわたしの中のさまざまな負荷が、飽和状態に達し、決壊寸前でした。
仕事の面でもプライベートの面でも、大きなストレスがかかり、変化を促されていることをひしひしと感じながら、もがいていました。
でももがいてももがいても、答えが出ず、さまざまなことが遅れ、イライラしたり焦っていました。
そこに、やってきたコロナ。コロナがわたしにもたらしたものは、以下の変化です:
ハイペース→スローダウン
喧騒→静けさ
競争→競争の停止
常にに友人や同僚などの他者といる状況→孤独
孤立→家族といる環境
都会→自然
この変化が、ちょっとずつ、そして大きな変革を私の深いところで促していきました。
これは、これまで何度も、アセンション の大きな波が来るたびに気づかされていたけれど、また現実世界の日常と荒波に引き戻されていく中で失ってしまってきた気づきでもあります。
その気づきとは、
「偽の自分ファースト」になってしまっているから、愛が欠乏し、焦燥感と不安感を生み、欠乏がさらなる欠乏を引き寄せてきまう、ということ。
そして、あるべき姿は、
「真の自分ファースト」である、ということ。
偽の自分ファーストは、どういうことかと言いますと、
知らず知らずのうちに、自分の中の「欠乏感」に突き動かされて、すべての物事を「比較」し、常に自分の中に「足りないこと」にフォーカスしてしまう状態。
この状態だと、人との関係性は常にネガティブな競争と背比べになってしまい、
誰かの何かを奪うことにばかり意識がいってしまいます。
会社であれば、成果や対価も、誰かに「取られないように」自分で囲い込んでおこうとします。こうなると、成果をもたらしたとしても、それが誰かに脅かされやしないかという不安感を生んでしまい、喜べもせず、安住もできない。
この姿勢にある限り、心の平穏は訪れないのです。
自分が頑張っても、誰かがもっと頑張っているのではと不安になり、落ち着かない。
そういう気持ちから頑張ると、頑張ったところで達成感もなく、常に焦って、落ち着くことも休息も知らず、疲れてしまいます。
プライベートでも、常に愛する人から「与えられる」こと、にばかりフォーカスしてしまい、結果として相手から愛や奉仕を「奪うこと」にばかり気を取られてしまいます。
相手は十分に自分を愛しているのか、そうでないと感じてた途端にイライラしてしまい、関係が破綻しているように思ってしまう。
このように「不足」「欠乏感」からくる姿勢は、さらなる、不足をうみ、だんだんと疲弊していきます。
いまの社会は、常にこの欠乏感を煽る形で動いているので、こうなってしまいがちです。
自分より誰かがどこかで得をしている、という意識を植え付けられ、いま自分が有している富と豊さを、感謝できず、もっともっと、となってしまう。
つまり、自分を満たそうとがむしゃらにやっていることが、自分から豊かさを奪っている、ということから「偽の自分ファースト」なのです。
その意識をがらりと、変えてくれたのが、このコロナ危機であり、天体の逆行です。
本当の豊かさは、
たくさんの物や娯楽にあふれて、どれを選んでいいのかもわからずにがむしゃらに消費することではない。
本当の豊かさは、ゆっくりと、愛と幸せを感じる時間にあります。
地球と、自然と、そこに流れる豊かさとは愛とつながり、感謝できること。
それこそが、豊かな心です。
家族と、愛する人からの愛に感謝し、愛を感じ、彼らから「もらう」のではなく、自分はなにができるのか、なにを与えられるのか、より愛を提供したい、そう考えられることが、豊かで、愛に溢れていること。
ずるい、とか、不公平、と感じる心が、より自分を不幸にしてしまい、愛と豊かさを恒常的に奪われた状態に押し込める、というのは、何とも皮肉な話ですが、そのネガティブなスパイラルから脱出することが、アセンション 。
自分自身に対しても、自分は本当はなにを求めているのか、それを満たしてあげることにフォーカスすることが、自分を愛し、認めてあげること。
それこそが、自分ファースト。
他者ありき、の姿勢が、真の意味で自分を大事にすることとなる、ことから、この姿勢こそが「真の自分ファースト」といえます。
このコロナ危機は、ガツンと強烈なブローをしかけ、正気を失った人類に頭から冷水をぶっかけ、しっかりしろ!なにが大事なのか見失ってるぞ!という、wake up call としてやってきています。
私個人レベルでも、まさにそれが起きています。
そして、そのことを気づかせてくれたことに、本当に感謝し、宇宙ってすごいな、と感じています。
足りないこと、ではなくて、十分に満ち足りていることに目を向けましょう。
愛されているか、ではなくて、愛している、ことにフォーカスしましょう。
せかせかと動くこと、ではなく、ゆったりとしましょう。
眉間のシワをゆるめて、不満や不安の根本をみつめて、それらが根拠レスであることに気づきましょう。
命があること、それだけで儲けもんであることに、気がつきましょう。、
自分ではない誰かを相対的な自分の評価基準とするのではなく、自分がどれだけ愛を還元できているか、の絶対評価としましょう。
そうすれば、たくさんの愛と豊かさがあなたのもとに訪れるでしょう。
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