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2月, 2022の投稿を表示しています

ウクライナ問題の根源は東西ドイツ統一にあった

この2014年のハフポスの記事、とても興味深いです。ヨーロッパの、ドイツとの2回の凄惨な戦争を経験したトラウマと怨念が、いまのウクライナ危機に繋がっていることを感じます。 同時に、日本も、太平洋戦争の経験から決して自由になることはないことも感じます。 自分たちが忘れても、周りは忘れないのですね。 https://m.huffingtonpost.jp/2014/11/10/gorbachev_n_6131438.html

神と宇宙を喜ばす「柔和さ」には自制された怒りという「強さ」があった

  聖書の中には「柔和」という言葉が非常によく出てきます。それもとても重要な場面で。そもそも、イエス様がロバに乗ってやってきた時点で、「柔和な王」と言われているので、神が「柔和である」ことは神の最も大事な特徴だということがわかります。また、神に愛されるのは人間における「柔和」な性質であることも多くの場所で明らかにされています。でも、この柔和という漢字の言葉、かなり使いなれない、聞き慣れない言葉だし、どういうことをさすのか、もっと詳しくしりたいと思ったんです。 そこで、英語をみてみたら、時代の変遷によって訳語が変わってきているのがわかりました。聖書はもともとギリシャ語で書かれていて、それを英語に訳しているのですが、キングジェームスという17世紀に出版された版のものまでは、柔和はmeeknessという英語で訳されています。このmeeknessには、ただ「柔らかい」だけでなく、submissionという自分を明け渡す、神に委ねる、というような受け身・あるいは弱さが含まれています。 その後の版では、humble へりくだって・恭しく、や、graciously感謝を持って、みたいな訳語もあったりして、場所によって統一されていない。humble にいたっては、現代の一般的な英語の聖書でもmeeknessがかつて使われていたところに充てられているのですが、日本語の「柔和」とはあまり被らず、いよいよ神が何をもって「柔和」とするのか、謎は深まるばかりです。 それで気になって、クリスチャンのママ友に話してみたところ、ギリシャ語ではmeeknessはもともとなんだったのかと調べてみたら、と言われました。聖書はもともとギリシャ語で編纂されたものだからです。で、英語でmeek/ meeknessと訳されたのは、もともとPrausというギリシャ語で、この言葉にはすごく深い意味があることがわかりました。 アリストテレスは、このプラウス、あるいはプラウスらしさ、という名詞であるプラウパティアのことを 「 怒りがありすぎて怒りに押し流されている状態」と「怒りが全くなさすぎてダメな状態」の間のちょうど良い状態で「怒りが自制されている状態」を表す、ベストの状態である と考えました。つまり、プラウスな状態にある人は、怒りのバランスを取ることができる、すなわちコントロール可能な「強さ」を持っている、というこ

風の時代に高パフォーマンスを出すには:  神様と宇宙を一番喜ばせる「楽しさ」が鍵

こんにちは。バシャールもよく言っていますが、高次元の存在を喜ばせ、幸せを引き寄せるための最高のエネルギー、波動は「楽しさ」です。 そう言っているバシャールがいつもあんまり楽しそうでなく、むしろちょっと怒っているように思う、特に焦点のズレた質問をずっとしてくる質問者の質問に答える時なんてすごくイライラしているように思うのですが、、、ということはつまり「楽しくある」ということって結構難しいことなんだってことです。 楽しい、ということが神を喜ばせることは、神に捧げる舞が「神楽」と呼ばれていることからも明らかです。天岩戸を動かして人類のピンチを救ったのも、楽しいダンスでした。 じゃあどうしたら楽しくなれるのでしょう。 聖書は、ずっと戒めが書かれている重たい書物ではありますが、そこに書いてある戒めを忠実に実践していくと、行き着くところは「楽しさ」だと思います。 繰り返し出てくるのは、以下の戒めです; ー怒るな ー嫉妬するな ー無駄なプライドを持つな ー過去のことをクヨクヨするな ー未来のことでウジウジするな ー今に目を向け、生を受けたこと、与えられてる恵みに感謝せよ ー神を信頼し、全てを神(宇宙)に委ねよ ー自分のことばかり考えず、他の人を助けることを優先せよ ーがめつくなるな。自分が所有することに拘るな。全ては神と宇宙から与えられたものなのだから、喜んでシェアして、与えよ 聖書の全ては上にあげたことに集約できると思います。聖書の根幹は「罪」にあるんですが、この罪は上の戒めに反することから発生します。 これは、仏教でも同じことが言えるし、マインドフルネスで説かれていることも同じ。 これを実践していくと、どうなるのかというと、間違いなく「楽しさ」に行き着くと思うんです。 それは、「今・この瞬間」にフォーカスできるようになる、ということ。 今を楽しむ。今を生きる。それに尽きるのです。 今、オリンピックが開催されていますが、競技後の姿、発言、表情に、土の時代と風の時代の世代交代を感じます。 土の時代のマインドの選手の特徴; ー負けると「皆さんに申し訳ない」と言って泣く ー基本的に楽しそうじゃない ー肝心の時にネガティブだったり、パフォーマンスがでない ーあまり笑顔がない --自分よりは「みなさん」のためという言葉

聖書と遊女から学ぶポストコロナのコミュニケーション

おはようございます。 今日はいい天気の冬晴れですね。私は、より良い人になるため、心を穏やかにコミュニケーションをとるため、仕事で気持ちよく人間関係を構築するためのヒントをいろいろな活字媒体から得ています。特に、聖書はとても良い情報源です。また、古くから受け継がれている知恵も大事です。神道や禅における人のあり方、あるいは江戸時代やそれ以前から受け継がれている言われ方など。 そういった知恵は、コロナ禍のリモートワーク時代の、繊細なコミュニケーションにもたくさんの学びをもたらしてくれるので、私は気になったことがあると小さなノートに書き留めるようにしいます。今日は記録の意味もこめて、まとめてみます。 <聖書; ヤコブ4章1~10> 戦いや争い: 自分の中にある戦いたいという欲望が引き起こす。欲しても手に入らないと 人は争い、戦う。 争いや戦いにつかれているなら、まずは、自分の中にある戦いへの欲望をみつけ、感じ、向き合うことが必要ということです。 また、手に入らないものがあると、それを持っている相手を妬んだり、羨んだりして、人間関係がぎくしゃくします。自分にないものではなく、持っているものに意識を向け、感謝するようにすればここも落ち着きます。 <江戸時代の遊女、太夫の人となりについて示した文書から、彼女たちの長所> おせっかいはしない 親しきに仲にも礼儀あり 時間をかけて人を成長にみちびく 気持ちを繊細に 物言いを簡潔に おしゃれ、ファッションやみだしなみに繊細な気を遣う 立ち居振る舞いが安定し、歩けばすらっとするーー>歩く時もバタバタと怒ったように音をだしたり、ドアをバタンとしめたりすると、小さいときによく両親に怒られました。それはこういう意味だったのだなと大きくなってわかるようになりました。特に女性で、出社してデスク回りをバタバタしながら大きな音をさせてバッグをデスクの上においたり、ガンガンマウスを音をたたせたりすることは、まるで自分には余裕がなく、乱暴な人間であると 表明しているようなもので、ととも損です。物にも意識と心がありますから、いたわりをもって扱えば、必ず返してくれます。愛情をもって、机にも PC にも接し、何だったら愛撫するように触れてあげてください。 Trust me, it would make a huge difference… 私はこれで、まずいなと

外資系企業のミーティングやメールで「英語できるな」と思わせるこなれた表現

ご無沙汰しております。たまにはガチ仕事関連の、あんまり気負わなくていい記事も投稿してみようかなと思い書いています。 英語でミーティングをする時、ネイティブかそれに近いレベルの関係者が多いときに、こなれた表現を使う日本人とかがいると、お、英語うまいなーってみんなが感心する瞬間ってありますよね。そんな表現集を思いつくままに集めてみました。 特にいろんな表現があって面白いなーと思うのは、やはり資本主義社会ですから「拡大する・引き上げる・増やす・強化する」という増やす・強める系の表現。自分でもよく使うから、多く知ってる方が、表現や話し方がワンパターンにならず便利です。 For example... Up the ante - 発音がちょっと難しくて、アップ ジ アンティ、です。水準を引き上げる、という意味。代理店のパフォーマンスの水準をもっと引き上げて、高いクオリティのものを要求しようよ、みたいなときに使えます;Let's up the ante for the agency's performance.  Beef up - beef は、中味、核心という意味で特に米系英語でよく使いますが、そこにup をつけることで、強化、という意味になります。もっと計画を強化しよう、は:let's beef up the plan.  Fortify /enhance - これは、beef up をもっとお上品かつ知的にしたバージョン。fortify はfort - 要塞、からきているので、守りを固める形で強化する、という意味合いが強くなります。たとえば、アクティビストから年次総会を守るためにリスクプランを強化しようぜ、みたいな時:Let's fortify our risk management plan to hedge risk from activists' attacks.  On steroids - 何かの強化版、なんだったら過剰なくらい強化された;the competitor has announced a new product that's similar to ours but on steroids - 競合他社が新製品を発表して、うちの製品のパワーアップ版みたいな感じだよ。アスリートのドーピングでステロイドが